FXの勝率を高めて大きな利益を狙えるナンピンとは?ナンピンの最強手法を解説!
ナンピンは、勝率を高め、大きな利益を狙えるツールになります。
ですが、使い方を誤ると、破産へ一直線!
取り扱いには、要注意です!
今回は、ナンピンの最強手法や注意点について、解説していきます。
- ナンピンの最強手法を知りたい人
- ナンピンの適切な使い方を知りたい人
- ナンピンの注意点が知りたい人
- ナンピンのメリット・デメリットを知りたい人
ナンピン(難平)とは
ナンピンとは、漢字で書くと「難平」となります。
難とは損のことを表しており、平とは平均を表しています。
損を平均化する=難平。
わかりやすくチャートで解説していきます。
エントリーラインを抜けて戻ってきたところ(1ドル137.0円)で円売りドル買いのエントリーをしました。
その後、エントリーラインを割って、ナンピンラインにタッチしたところ(1ドル136.0円)でナンピンを行いました。
その結果、保有ポジションの平均取得単価は、1ドル136.5円になりました。
平均取得単価が下がるということは、2つのポジションで含み損を平均化したともいえます。
これが難平=ナンピンとなります。
ナンピンのメリット
ナンピンのメリットは2つあります。
勝率があがる
ナンピンをすることで、損益分岐点(損益がプラスとなるライン)までの距離が、縮まります。(1ドル137.0円⇒1ドル136.5円)
勝ち逃げできる可能性が高まるということになります。
勝ち逃げができる可能性が高まれば、勝率も高くなります。
ナンピンは、勝率を高めてくれるとても有用なツールなのです。
損益分岐点が自動で表示されるツール「MT4プロコントローラー改」
ナンピンをしたときに、保有ポジションの損益分岐点が知りたいと思う人は多いのではないでしょうか?
そんなときに役立つツールが、「MT4プロコントローラー改」!
MT4プロコントローラー改を使えば、ポジションを追加するたびに、損益分岐点ライン(ブレイクイーブンライン)が自動的に計算され、チャートに表示されます。
(MT4を使ってトレードをしている人限定のツールです。)
MT4プロコントローラー改については、次の記事でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
大きな利益を狙える
ナンピンをすることで、平均取得単価を下げることができ、保有ポジションが増えます。
保有ポジションが増えると、利益になったあとの含み益が増えるスピードがあがります。
その結果、大きな利益が狙えます。
ナンピンの大きな魅力のひとつです!
ナンピンのデメリット
ナンピンの最大のデメリットは、保有するポジションが多くなることによって引き起こされます。
思惑どおりに動いてくれれば、含み益が増えるスピードがあがりますが、思惑とは逆方向に動いてしまうと、含み損が増えるスピードを上げてしまうのです。
ナンピンをすればするほど、含み損が増えるスピードが上がり、最終的には破産することもあります。
ナンピンは、勝率を高め、大きな利益を狙える一方で、大きな含み損を抱え、破産するデメリットも持ち合わせているのです。
ナンピンの注意点
ナンピンは、諸刃の剣です。
上手に扱うための3つの注意点を見ていきましょう。
資金管理を必ず行う
破産しない資金率を設定しましょう。
100万円のうち、1回のトレードで2万円まで失ってもいいとするのであれば、資金率は2%となります。
初心者であれば、1%以下でも十分です。
資金率を高くすればするほど、破産確率があがっていきます。
資金率については、次の記事を参考にしてみてください。
戦略的に行う
ナンピンは、やればやるほど破産確率を上げていきます。
破産しないためにも、次のようなナンピンのルールを決めておきましょう。
- どこでナンピンするのか?
- ナンピンは、何回までとするのか?
損切りは絶対に行う
ナンピンを行うと、ポジションが増えます。
ポジションが増えれば、含み損の増えるスピードがあがり、破産する可能性が高まります。
これを避けるために必要なのが、損切りです!
損切りについては、次の記事でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
破産を避けるためにも、損切りは絶対に行いましょう!
ナンピンの最強手法のやり方
ナンピンを使えば勝率を高めることができ、大きな利益を狙えます。
ただし、大きな含み損を抱えてしまうデメリットもあります。
メリットを最大限生かし、デメリットを最小限にするには、どうすればよいのでしょうか。
その答えは、ナンピンを1回だけにすることです。
それも、損切りすると決めたライン付近で1回だけにするのです。
そうすれば、破産確率を上昇させるナンピンの繰り返しを避けることができます。
さらに、損切ライン近くでナンピンをするため、ナンピンのポジションは損失が小さくなります。
『損切ライン付近でナンピン1回まで』というルールでナンピンを行えば、損失が小さく、勝率も高まり、大きな利益も狙えるため、ナンピンの最強手法といえるのです。
ナンピンを行うということは、そこが最後に踏ん張ってもいいラインになります。
そこを抜けたら、潔く損切りしましょう!
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめます。
- ナンピンを使えば、勝率を高め、大きな利益を狙うことができる!
- ナンピンを使うなら、「資金管理」「戦略立案」「損切徹底」の3点を必ず行う!
- 【損切ライン付近でナンピン1回まで】これがナンピンの最強手法!
ナンピンは、勝率を高め、大きな利益を狙える半面、大きな含み損を抱え、破産につながるリスクもあります。
ですが、ナンピンは、損切ライン付近で1回までとすれば、メリットを受けつつ、デメリットを最小限にすることができます。
ナンピンを適切に使い、トレード成績を向上させていきましょう!
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