自分に合ったFXの利益確定方法とは?具体的なやり方やタイミングについて解説!
FXには、様々な利益確定方法があります。
利益を伸ばす方法や、含み益を減らさない方法などなど・・・。
どの方法が自分に合っているかは、ストレスが少ない方法かどうかで判断できます。
今回は、様々な利益確定方法を解説しますので、自分に合ったストレスが少ない利益確定方法を見つけていきましょう。
- FXを始めたばかりの人
- 利益確定方法に悩んでいる人
- 様々な利益確定方法を知りたい人
4つの利益確定方法
4つの利益確定方法を見ていきましょう。
① レジスタンスライン・サポートラインを使う
② MA(移動平均線)とローソク足を使う
③ ゴールデンクロスとデッドクロスを使う
④ 各市場の終了までに行う
利益確定方法① レジスタンスライン・サポートラインを使う
利益確定方法として、レジスタンスライン(抵抗線)・サポートライン(支持線)を使う方法があります。
次のドル円5分足チャートを見てください。
直近の高値にレジスタンスラインを引いています。
レジスタンスラインは、売り買いが激しくなるポイントであり、反落する可能性もあります。
利益確定方法①は、反落する可能性があるレジスタンスラインに、価格が近づいたタイミングで利益を確定する方法になります。
利益確定方法② MA(移動平均線)とローソク足を使う
次に、MAとローソク足を使う方法があります。
ドル円5分足チャートを使っていきましょう。
こちらは、20本MA(ピンク色)をローソク足の実体が明確に割ったタイミングが、利益確定ポイントとなります。
相場がどこまで伸びるかわからないときに使えます。
利益を伸ばしたい人向けの利益確定方法ともいえます。
利益確定方法③ ゴールデンクロスとデッドクロスを使う
ゴールデンクロスやデッドクロスを使った利益確定方法もあります。
ゴールデンクロスとは、短期MAが長期MAを下から上に抜いたポイントをいいます。
デッドクロスとは、短期MAが長期MAを上から下に抜いたポイントをいいます。
次のチャートは、デッドクロス{5本MA(青色)が20本MA(ピンク色)を上から下に抜けたところ}のタイミングを利益確定ポイントとしています。
デッドクロスのタイミングを利益確定ポイントとして使う方法は、MAとローソク足を使った利益確定方法よりも、利益確定が遅れます。
ですが、だましは少なくなります。
自分に合うほうを選ぶとよいでしょう。
利益確定方法④ 各市場の終了までに行う
東京時間(東京市場)・ロンドン時間(ロンドン市場)・ニューヨーク時間(ニューヨーク市場)の終了までに利益を確定する方法です。
市場が切り替わると、今までの相場が反転することがあります。
ならば、一旦、利益を確定しておいて、その後の動きを見てから再度エントリーを考えるほうが、安全といえるでしょう。
1週間の終わりまでに利益を確定するといった方法もあります。
トレードできない土日のリスクを抱えないようにするためです。
ストレスが少ない利益確定方法
自分に合ったストレスが少ない方法かどうかで、利益確定方法を選びましょう。
利益を伸ばそうとしたところ、戻されてしまい、含み益が減ってしまうことにストレスを感じる人もいます。
利益確定後に伸びた相場を見て、ストレスを感じる人もいます。
含み益が減ることにストレスを感じる人は、利益を伸ばさない方法が向いています。
利益確定後に伸びた相場を見て、ストレスを感じる人は、利益を伸ばす方法がよいでしょう。
利益を伸ばさないポジションと、利益を伸ばすポジションに分けて対応する方法もありますね。
含み益を減らさない方法
直近のレジスタンスライン・サポートラインを目安に引っ張り、到達したら利益を確定しましょう。
上記のドル円5分足チャートでは、サポートライン付近でエントリーし、レジスタンスライン付近で利益確定しています。
利益確定後は、いったん下落し、その後、レジスタンスラインを抜けて上昇していきました。
レジスタンスラインで利益確定を行った場合、その後の伸びは取れません。
ですが、反落したときの含み益の減少は、避けることができました。
今回は、含み益が半分ぐらいに減ったあたりで反転し、相場が伸びていきました。
ですが、そのままエントリーポイントであるサポートライン付近まで下落することも考えられます。
さらに、サポートラインを突破し、含み益がマイナスに転落することもあります。
レジスタンスライン付近で利益を確定することは、含み益が減るストレスを避けることができ、マイナスになる可能性も避けることができます。
利益確定後、パソコンやスマホから離れるようにすれば、精神衛生上いいかもしれませんね。
利益を伸ばす方法
利益をできるだけ伸ばすようにしましょう。
とはいえ、目標価格となる目安はしっかり定めておきましょう。
上記のドル円30分足チャートのエントリーポイントは、先ほど掲載したドル円5分足チャートのエントリーポイントと同じになっています。
利益を伸ばす場合は、30分足や1時間足などの上位足のローソク足チャートから、レジスタンスラインやサポートラインを見つけ、そこを目安にするようにしましょう。
今回は、左端にある高値(レジスタンスライン)まで価格が到達しました。
利益を伸ばして正解ということになりました。
ですが、含み益を減らさない方法よりも勝率は下がることは、覚えておきましょう。
利益を伸ばすなら、含み益が発生したあとに、エントリー価格から数pipsだけ利益が出る価格にストップロス注文を入れましょう。
こうすることによって、負けることはなくなります。
トレール注文
価格が高値や安値を更新していくたびに、ストップロス注文(逆指値注文)もそれに合わせて追従していくトレール注文というものがあります。
相場が伸びれば伸びるほど、ストップロス注文が追従していきますので、利益を伸ばしたいときには活躍します。
【パラボリックを使ったトレール注文】
パラボリックを使ったトレール注文が可能となるツールがあります。
そのツールの名前は、「MT4プロコントローラー改」!
その他にも、一括決済機能や合計獲得pips決済機能、時刻指定決済機能などもありますので、とても便利なツールになります。
(MT4を使ってトレードしている人限定のツールになります。)
MT4プロコントローラー改については、次の記事でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
含み益を減らさないポジションと利益を伸ばすポジションに分ける
含み益を減らさないポジションと利益を伸ばすポジションに分ける方法があります。
この方法なら、ある程度の利益を確保したうえで、利益を伸ばすポジションを保有できます。
利益確定で満点を目指さない
目標ラインに到達するまで利益確定をしない!と決める必要はありません。
目標ライン付近のローソク足のパターンを見て、怪しい雰囲気を感じたなら、撤退も検討しましょう!
ローソク足のパターンについては、次の記事でくわしく解説しています。
大切なのは、利益を持ち帰ること。
利益を持ち帰ることができれば、勝利ともいえます。
「利食い千人力」という格言もあるぐらい、利益を持ち帰ることは大切です。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめます。
- 利益確定方法には、レジスタンスライン・サポートライン、MA、ローソク足、市場時間終了などを使った方法がある!
- 自分に合ったストレスが少ない方法であれば、利益を伸ばしても伸ばさなくてもどちらでもよい!
- 利益を持ち帰る(確定する)ことが重要!満点は必要ない!
利益確定方法は、自分に合っていれば満点です!
様々な利益確定方法を試して、自分にあったものを見つけましょう!
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