ローソク足を分析！レジスタンスラインやサポートラインでの相場反転・相場継続のサインは？【FXトレード】

2024年5月16日

ローソク足を分析すれば、レジスタンスラインやサポートラインで、相場反転・相場継続のサインを見つけることができます。

相場反転・相場継続のサインは、エントリー（参入）や決済（利益確定や損失確定）の精度を高めます。

では、レジスタンスラインやサポートラインに、どのようなローソク足が出現したら、エントリーや決済を行えばよいのでしょうか？

解説していきます。

ローソク足の呼び方

ローソク足は、5分間や1時間、1日間といった一定の時間の値動きを表したものになります。

5分間の値動きを表したローソク足を5分足といい、1時間の値動きを表したローソク足を1時間足といいます。

1日間の値動きを表したローソク足は、日足といいます。

ローソク足の見方

ローソク足の見方について、下の図にまとめてみました。

ローソク足は、始値と終値、高値と安値で構成されています。

始値よりも終値が高く終わったものは陽線といい、始値が終値よりも安く終わったものは陰線といいます。

また、始値と終値が同じだったものは、十字線といいます。

始値・終値よりも高い値がついたときは、上ひげが出現し、安い値がついたときは下ひげが出現します。

ローソク足の作られ方

一定の時間（5分間や1時間、1日間など）内に記録された、始値・高値・安値・終値によって、ローソク足は作られていきます。

図で表すと、次のとおりになります。

ローソク足のパターン

ローソク足の実体とひげの長さから、相場の強弱を知ることができます。

１．実体が長ければ、相場の勢いが強いといえます。

２．ひげがどちらかに長ければ、反転の勢いが強いといえます。

３．実体とひげの長さが短いのであれば、相場が迷っており、どちらかに大きく動く前触れになる可能性があります。

ローソク足で見極める相場反転・相場継続のサイン

レジスタンスラインやサポートラインに到達したときは、売買が交錯します。

レジスタンスラインやサポートラインを突破させる勢力と、反転させる勢力に分かれて売買が行われるためです。

その戦いの結果が、ローソク足となって現れます。

ローソク足を分析することで、相場反転・相場継続サインが出ているかどうかを見極めることができ、勝率を高めることができます。

相場反転サインとなるローソク足のパターン

①レジスタンスラインに、長い上ひげのローソク足が出現したとき。

②サポートラインに、長い下ひげのローソク足が出現したとき。

相場継続サインとなるローソク足のパターン

①レジスタンスラインを、ローソク足の実体部分が長い大陽線で突破したとき

②サポートラインを、ローソク足の実体部分が長い大陰線で突破したとき

ローソク足から、相場反転・相場継続のサインを見極めることができれば、エントリーの根拠になります。

ポジションを持っているなら、決済の根拠にもなります。

ローソク足とパーフェクトオーダーの手法を組み合わせる

ローソク足とパーフェクトオーダーの手法を組み合わせて判断すると、より精度が高まります。

パーフェクトオーダーで売買の方向を確認し、エントリーと決済の判断は、ローソク足を分析して判断します。

パーフェクトオーダーとローソク足を組み合わせれば、伸び始める相場の始点をとらえることもできます。

まとめ

最後に、この記事の内容をまとめます。

ローソク足からは、様々な情報を読み取れます。

ローソク足を分析し、エントリーや決済の精度を高めていきましょう！