ローソク足を正しく分析できるようになると、レジスタンスラインやサポートライン付近での「相場の反転」や「トレンドの継続」といった重要サインを見極められるようになります。
これらのサインを見逃さなければ、エントリー(新規注文)や決済(利益確定・損切り)の精度が格段にアップします。
では、実際のチャートにおいて、レジスタンスラインやサポートラインでどのようなローソク足が出現したときにアクションを起こすべきなのでしょうか?
初心者の方にもわかりやすく解説していきます!

にゃんまる
レジスタンスラインは「上値抵抗線」、サポートラインは「下値支持線」とも呼ばれてるねん。
上から価格を押さえつけている壁がレジスタンス、下から価格を支えている床がサポートってイメージやな!
- FXを始めたばかりの初心者の方
- ローソク足の基本的な見方が知りたい人
- 相場反転や継続のサインを見極めて勝率を上げたい人
ローソク足の呼び方
ローソク足は、5分間、1時間、1日間など「決まった時間内の値動き」を1本の図形で表したものです。
例えば、5分間の値動きを表したローソク足を「5分足(ごふんあし)」、1時間の値動きを表したものを「1時間足(いちじかんあし)」といいます。
また、1日間の値動きを表したローソク足は「日足(ひあし)」と呼びます。
- 1分間の値動きを表したローソク足 → 1分足(いっぷんあし)
- 5分間の値動きを表したローソク足 → 5分足(ごふんあし)
- 15分間の値動きを表したローソク足 → 15分足(じゅうごふんあし)
- 1時間の値動きを表したローソク足 → 1時間足(いちじかんあし)
- 4時間の値動きを表したローソク足 → 4時間足(よじかんあし)
- 1日間の値動きを表したローソク足 → 日足(ひあし)
- 1週間の値動きを表したローソク足 → 週足(しゅうあし)
- 1か月間の値動きを表したローソク足 → 月足(つきあし)
- 1年間の値動きを表したローソク足 → 年足(ねんあし)
ローソク足の見方
ローソク足の基本的な見方について、下の図にまとめました。

ローソク足は、「始値(はじめね)」「終値(おわりね)」「高値(たかね)」「安値(やすね)」の4つの価格情報から構成されています。
始値よりも価格が上がって終わったものを「陽線(ようせん)」といい、始値より価格が下がって終わったものを「陰線(いんせん)」といいます。
また、売り買いの勢力が拮抗し、始値と終値がほぼ同じ価格になったものは「十字線」と呼ばれます。
始値や終値よりも一時的に高い値がついたときは「上ひげ」が、逆に安い値がついたときは「下ひげ」が形成されます。

にゃんまる
ローソク足って実は日本発祥なんやで!
江戸時代の1700年代に、天才相場師の本間宗久が考案して、今では世界中のトレーダーが使ってるんやからすごいよな。
ローソク足の作られ方
一定の時間(5分間や1時間、1日間など)内に記録された「始値・高値・安値・終値」によって、ローソク足は次のように作られていきます。
形成されるプロセスを図で表すと、以下のようになります。


にゃんまる
1本のローソク足を見るだけで、その時間内に相場がどう動いて、最終的に買いと売りのどっちが勝ったかが一目でわかるんやな。
ローソク足のパターン
ローソク足の「実体の大きさ」や「ひげの長さ」に注目すると、現在の相場にどれくらい勢いがあるのか(強弱)を読み取ることができます。
1.実体が長ければ、相場の勢いが強いといえます。

2.ひげがどちらかに長ければ、反転の勢いが強いといえます。

3.実体とひげの長さが共に短い場合は、相場が迷っている状態です。これは、どちらかに大きく動くエネルギーを溜めている「前触れ」になる可能性があります。


にゃんまる
チャートの形だけやなくて、ローソク足の「長さ」や「ひげ」からも相場の心理が読めるんやね。
これがエントリーや決済の強い根拠になるんや!
ローソク足で見極める相場反転・相場継続のサイン
レジスタンスラインやサポートラインに価格が到達すると、市場では「ラインを突破させたい勢力」と「反発させたい勢力」による激しい攻防が起こります。
その戦いの結果が、ローソク足の形となって現れるのです。
ローソク足を分析することで、相場反転・相場継続のサインが出ているかどうかを見極められるようになり、トレードの勝率をさらに高めることができます。
相場反転サインとなるローソク足のパターン
①レジスタンスライン付近で、長い上ひげのローソク足が出現したとき。
②サポートライン付近で、長い下ひげのローソク足が出現したとき。

相場継続サインとなるローソク足のパターン
①レジスタンスラインを、ローソク足の実体が長い大陽線で力強く突破したとき。
②サポートラインを、ローソク足の実体が長い大陰線で力強く突破したとき。

ローソク足から相場反転・相場継続のサインを見極めることができれば、自信を持ってエントリーする根拠になります。
すでにポジションを持っている状態なら、最適なタイミングで決済(利確・損切り)する根拠にもなります。

にゃんまる
この反転や継続のサインは、水平線(レジサポライン)だけやなくて、移動平均線やトレンドラインにタッチしたときにも同じように使えるんやで!
ローソク足とパーフェクトオーダーの手法を組み合わせる
さらに勝率を上げるコツとして、ローソク足分析に「パーフェクトオーダー」の手法を組み合わせて判断するのがおすすめです。
パーフェクトオーダーで相場の大局的なトレンド方向を確認し、具体的なエントリーや決済のタイミングはローソク足を分析してピンポイントに狙います。
パーフェクトオーダーとローソク足を組み合わせれば、トレンドが大きく伸び始める「初動」を捉えやすくなります。
よくある質問(Q&A)
A. ご自身のトレードスタイルによって最適な時間足は異なります。
- スキャルピング(数分〜数十分で決済): 1分足・5分足
- デイトレード(1日で決済): 15分足・1時間足
- スイングトレード(数日〜数週間保有): 4時間足・日足
まずは自分のスタイルに合った時間足を基準にしつつ、上位の時間足(より長い時間足)も確認して、相場全体の流れを把握することが大切です。
A. 長いひげが出たからといって、すぐに飛び乗ってエントリーするのは少し危険です。
必ず「レジスタンスラインやサポートラインといった意味のある価格帯で発生しているか」を確認してください。
さらに、次のローソク足が反転方向に確定したのを確認してからエントリーすることで、勝率(ダマシの回避率)をより高めることができます。
A. 十字線は「買いと売りの勢力が拮抗し、相場が迷っている状態」を表します。
特に、相場の高値圏(天井)や安値圏(底)で出現した場合は、トレンド転換の前触れになることが多いです。
十字線が出た直後は無理にエントリーせず、次のローソク足で相場がどちらへ大きく動くか様子を見れば、勝率(ダマシの回避率)をより高めることができます。
A. 記事内でも紹介した「移動平均線(パーフェクトオーダー)」は非常に相性が良いです。
移動平均線で相場の大まかな方向性(トレンド)をつかみ、ローソク足でピンポイントなエントリータイミングや反転のサインを見極める、という使い方が王道です。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめます。
- ローソク足の実体とひげの長さから、相場の強弱を判断できる!
- 相場反転・相場継続のサインが出ているかどうかは、ローソク足から見極める!
- パーフェクトオーダーと組み合わせれば、伸び始める相場の始点をとらえることができる!
ローソク足からは、本当に様々な情報を読み取ることができます。
日々のチャート分析にローソク足の視点を取り入れて、エントリーや決済の精度をどんどん高めていきましょう!