ThreeTrader(スリートレーダー)の確定申告のやり方について解説!税金の計算方法とは?【海外FX】
ThreeTraderの取引で利益が出れば、基本的に確定申告が必要になります。
(場合によっては、確定申告が免除となることもあります。)
確定申告は義務であり、確定申告をしなければ、無申告加算税や延滞税などの重いペナルティを受けることになります。
さらに、刑事罰に科せられる可能性もあり、要注意です!
今回は、確定申告のやり方や税金の計算方法について解説します。
ちなみに、ThreeTraderで口座開設がまだの人は、次の記事で口座開設方法についてくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
また、口座開設の判断材料として、ThreeTraderの評判や口コミが知りたい人は、次の記事を参考にしてみてください。
ThreeTrader公式サイト:https://www.threetrader.com/jp/
- ThreeTraderの税金について知りたい人
- ThreeTraderの確定申告について知りたい人
- ThreeTraderと国内FX業者の税金が同じになる所得が知りたい人
- 1. ThreeTraderの所得にかかる税金の種類や区分
- 2. ThreeTraderの決済日で確定申告する年を判断
- 3. ThreeTrader(スリートレーダー)の口座開設プロモーション
- 4. ThreeTrader(スリートレーダー)の経費
- 5. ThreeTraderの利益があっても確定申告不要な人
- 6. ThreeTrader(スリートレーダー)の年間損益の確認方法
- 7. ThreeTrader(スリートレーダー)の税金計算の手順
- 8. ThreeTrader(スリートレーダー)の確定申告のやり方
- 9. 住民税申告書の作成(確定申告をしていれば不要)
- 10. ThreeTrader以外の海外FX3社の確定申告のやり方について
- 11. まとめ
ThreeTraderの所得にかかる税金の種類や区分
ThreeTraderの所得にかかる税金の種類や区分は、次のとおりとなります。
(所得とは、利益から経費を差し引いたものになります。)
参考として、国内FX業者の所得にかかる税金の種類や区分も記載しています。
ThreeTrader | 国内FX業者 | |
---|---|---|
所得の区分 | 雑所得 | 雑所得 |
課税方法 | 総合課税 | 申告分離課税 |
税率(所得税) | 5%~45%(累進課税)※1 | 15%(一律)※1 |
税率(住民税) | 10%(一律) | 5%(一律) |
損失繰越 | できない | 3年間できる |
※1 所得税には、令和19年まで復興特別所得税が加算される。所得税に2.1%をかけた金額が、復興特別所得税となる。
ThreeTraderの所得にかかる税率(所得税+住民税)は15%~55%、国内FX業者の所得にかかる税率は(所得税+住民税)は一律20%となるため、所得が低ければ、ThreeTraderの方が税金は安くなります。
逆に、所得が高くなると、国内FX業者の方が税金は安くなります。
累進課税とは、所得が高くなればなるほど、税率があがっていく課税方式のことです。
ThreeTraderの所得にかかる税率
ThreeTraderの所得には、所得税5%~45%(累進課税)と住民税10%(一律)がかかります。
さらに、令和19年までは、復興特別所得税(計算した所得税に2.1%をかけた金額)が所得税に加算されます。
所得税は累進課税となり、所得が増えるにつれて税率が上がっていきます。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
1,000円から 1,949,000円まで | 5% | 0円 |
1,950,000円から 3,299,000円まで | 10% | 97,500円 |
3,300,000円から 6,949,000円まで | 20% | 427,500円 |
6,950,000円から 8,999,000円まで | 23% | 636,000円 |
9,000,000円から 17,999,000円まで | 33% | 1,536,000円 |
18,000,000円から 39,999,000円まで | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円以上 | 45% | 4,796,000円 |
累進課税は、勘違いしやすいです。
例えば、900万円の所得があった場合、900万円×33%=297万円が所得税になるわけではありません。
900万円×33%-153.6万円=143.4万円が、正しい所得税となります。
ThreeTraderと国内FX業者の税金が同じになる所得
所得が低ければ、ThreeTraderの税金が安くなり、所得が高ければ、国内FX業者の税金が安くなります。
では、ThreeTraderと国内FX業者の税金が同じになる所得は、いくらなのでしょうか?
答えは、4,320,000円(所得控除後)となります。
①ThreeTraderの場合
【所得税】
4,320,000×20%-427,500=436,500
436,500×1.021=445,666.5⇒445,600(百円未満切り捨て)
【住民税】
4,320,000×10%=432,000
【所得税+住民税】
445,600+432,000=877,600
②国内FX業者の場合
【所得税+住民税】
4,320,000×20.315%=877,608⇒877,600(百円未満切り捨て)
4,320,000円未満の所得なら、ThreeTraderの税金が安くなり、4,320,000円超の所得なら、国内FX業者の税金が安くなります。
ただし、給与所得や事業所得など(総合課税の対象となるもの)も、4,320,000円の所得に含みますので、注意してください!
総合課税についてのくわしい情報は、次のボタンをクリックして確認してみてください。
給与所得や事業所得など(総合課税の対象となるもの)がそこそこあるなら、国内FX業者を選んだ方が、税金は安くなる可能性が高くなります。
ThreeTraderの所得は総合課税の雑所得
ThreeTraderの所得は、総合課税の雑所得となります。
確定申告をするときは、総合課税の雑所得として申告しましょう!
ThreeTraderと損益通算できるもの
総合課税の雑所得同士であれば、損益通算(利益と損失を相殺)ができます。
(総合課税の雑所得と申告分離課税の雑所得は、同じグループではないので、損益通算できません。)
総合課税の雑所得と申告分離課税の雑所得の具体例には、次のようなものがあります。
総合課税の雑所得 | 申告分離課税の雑所得 |
---|---|
ThreeTrader 副業 公的年金等 | 国内FX業者 |
ThreeTraderの所得と国内FX業者の所得は、グループが違うので損益通算はできません。
ThreeTraderで損失が発生していたら、副業の利益などと損益通算ができますので、損失も必ず申告するようにしましょう!
ThreeTraderの決済日で確定申告する年を判断
ThreeTraderの決済日によって、確定申告する年を判断します。
2023年1月1日から2023年12月31日までに決済 → 2023年の確定申告に含める
2024年1月1日から2024年12月31日までに決済 → 2024年の確定申告に含める
含み益や含み損を抱えたポジションは、決済するまで確定申告に含めません。
年末の税金対策について
年末に税金対策を行うなら、ThreeTraderの年間損益がプラスか、マイナスかで対策が変わります。
①年間損益がプラスの場合 → 含み損のポジションは年内決済・含み益のポジションは翌年決済
②年間損益がマイナスの場合 → 含み損のポジションは翌年決済・含み益のポジションは年内決済
①の対策は、利益を圧縮して、年内の税金を少なくする対策です。
②の対策は、損失を圧縮して、翌年以降の税金を少なくする対策です。
ThreeTraderで発生した損失は、国内FX業者で発生した損失と違い、3年間損失を繰り越すことができません。
②の対策を行い、年間損失はできるだけ圧縮しておきましょう。
ThreeTrader(スリートレーダー)の口座開設プロモーション
ThreeTraderの口座開設プロモーションでは、口座開設+本人確認審査完了で現金10ドルがもらえます。
現金ですので、収益として申告する必要があります。
出金できないボーナスであれば、収益にはならないので、申告する必要はありません。
出金できるものはすべて、収益として申告します。
ThreeTrader(スリートレーダー)の経費
ThreeTraderの取引(FX・CFD・仮想通貨などの取引)のために発生した経費は、ThreeTraderの損益から差し引くことができます。
ThreeTraderの経費の具体例は、次のとおりです。
- FX・CFD・仮想通貨などの書籍代金
- FX・CFD・仮想通貨などの情報取集のための新聞代金
- FX・CFD・仮想通貨などに関連するメルマガ料金
- FX・CFD・仮想通貨などの取引分析に使う文房具代や印刷費
- FX・CFD・仮想通貨などのセミナーの参加費や宿泊費・交通費・懇親会費
- 自動売買用のVPS契約費
- EAやインジケーターの購入費
- FX・CFD・仮想通貨などの取引のために借りた借金の利息
- FX・CFD・仮想通貨などの取引に使うパソコンやスマホの購入代金
- インターネット代金
- 家賃や光熱費
9~11までの経費は、ThreeTraderの取引だけに使用していることはほとんどないため、経費を按分する必要があります。
経費を証明する書類(領収書など)は、必ず保管しておいてください。
ThreeTraderの経費を按分する
ThreeTraderの取引とプライベートの両方で使用している場合は、使用割合などで按分する必要があります。
- パソコンやスマホの購入代金やインターネット代金は使用時間などで按分する
- 家賃や光熱費は部屋の使用面積などで按分する
使用割合などで按分後、経費として計上したとしても、管轄の税務署に認められるかはわかりません。
経費として計上するのであれば、説明できる計算根拠を持っておきましょう。
不明な点等があれば、管轄の税務署や税理士に確認することをおすすめします!
ThreeTraderの利益があっても確定申告不要な人
ThreeTraderの利益があっても、確定申告が不要となる人は、次のとおりです。
①1か所から給料(2,000万円以内)をもらっている人で、雑所得など(給与所得・退職所得以外の所得)が20万円以下の人。
②給料をもらってない人(自営業・専業主婦・無職など)で、年間所得が48万円以下の人。
③その他、国税庁の「確定申告が必要な方」にあてはまらない人。
※所得とは、利益から経費を差し引いた金額となります。
国税庁の「確定申告が必要な方」については、次のボタンをクリックすると確認できます。
確定申告が不要でも住民税の申告は必要な場合がある
①に当てはまる人は、雑所得など(給与所得・退職所得以外の所得)が0円以下でない限り、住民税の申告が必要になります。
②に当てはまる人は、年間所得が43万円以下でない限り、住民税の申告が必要になります。
確定申告を行えば、住民税の申告は不要になります。
確定申告は、住民税の申告も兼ねているためです。
確定申告が不要でも7年間はデータの保存をしておく
確定申告が不要でも、7年間(確定申告の期限の翌日から)は、データの保存をしておいてください。
ThreeTraderの利益や副業の損失などの金額が多い場合、税務署から問い合わせが来る可能性があります。
①ThreeTraderの利益が100万円
②副業の損失が100万円
①と②を損益通算すると、所得は0となるため、確定申告は不要。
その後、①の利益100万円を出金したときに、確定申告をしていないお金と認識され、税務署から問い合わせが来る可能性がある。
(税務署は、副業の損失100万円を知らないため。)
確定申告をしておけば、副業で損失があったと税務署に伝えることができます。
確定申告をしない場合でも、税務署からの問い合わせに対応できるよう、データの保存は必ずしておきましょう!
確定申告をするなら20万円以下の雑所得などは申告不要にならない
確定申告が不要な人は、「確定申告すること」が免除されているだけです。
確定申告をするなら、20万円以下の雑所得など(給与所得・退職所得以外の所得)も、すべて申告する必要があります。
ThreeTrader(スリートレーダー)の年間損益の確認方法
ThreeTraderの年間損益の確認方法を解説していきます。
ThreeTraderの年間損益を確認するには、MT4・MT5の年間取引報告書(年間損益報告書)をダウンロードする必要があります。
年間取引報告書では、取引手数料やスワップがすでに計算されています。
それでは、MT4・MT5の年間取引報告書のダウンロードのやり方を解説します。
MT4の年間取引報告書(年間損益報告書)をダウンロード
MT4の年間取引報告書をダウンロードするには、MT4にログインします。
ログイン後、上にあるメニューから『表示』をクリックし、『ターミナル』をクリックします。
すると、「ターミナルウィンドウ」が下に表示されますので、『口座履歴』をクリックします。
『口座履歴』が開きますので、「ターミナルウィンドウ」内を右クリックします。
すると、メニューが出てきますので、『期間のカスタム設定』をクリックします。
ページ左上に「期間のカスタム設定」が表示されますので、確定申告の対象となる期間を選択(1/1~12/31)し、『OK』をクリックします。
選択した期間(1/1~12/31)の損益データが出ました。
「ターミナルウィンドウ」内を右クリックし、『レポートの保存』をクリックします。
年間取引報告書は、「Statement.htm」というHTMLファイルで保存されます。
ファイル名の変更が必要であれば変更後、『保存』をクリックします。
すると、HTMLファイルが保存され、年間取引報告書が表示されます。
年間損益は、「Closed Trade P/L」に記載された額になります。
MT5の年間取引報告書(年間損益報告書)をダウンロード
MT5の年間取引報告書をダウンロードするには、MT5にログインします。
ログイン後、上にあるメニューから『表示』をクリックし、『ツールボックス』をクリックします。
すると、「ツールボックスウィンドウ」が下に表示されますので、『口座履歴』をクリックします。
『口座履歴』が開きますので、「ツールボックスウィンドウ」内を右クリックします。
すると、メニューが出てきますので、『期間指定』をクリックします。
ページ左上に「期間指定」が表示されますので、確定申告の対象となる期間を選択(1/1~12/31)し、『OK』をクリックします。
選択した期間(1/1~12/31)の損益データが出ました。
「ツールボックスウィンドウ」内を右クリックし、『レポート』にカーソルを合わせると、さらにメニューが展開されます。
今回は、『HTML(Internet Explorer)』で保存するやり方を見ていきますので、『HTML(Internet Explorer)』をクリックします。
(Excelでのデータ保存もできますので、使いやすい方を選択してください。)
年間取引報告書は、「ReportHistory-口座番号.html」というHTMLファイルで保存されます。
ファイル名の変更が必要であれば変更後、『保存』をクリックします。
すると、HTMLファイルが保存され、年間取引報告書が表示されます。
下にスクロールしていくと、「結果」欄があります。
「結果」欄に記載された「総損益」が、年間損益となります。
ThreeTrader(スリートレーダー)の税金計算の手順
ThreeTraderの税金計算の手順は、次のとおりになります。
- 損益を計算(年間取引報告書を使う)
- 経費を差し引く
- 控除を差し引く
- 所得税を計算
- 住民税を計算
ThreeTrader(スリートレーダー)の確定申告のやり方
ThreeTraderの確定申告のやり方を解説していきます。
まずは、確定申告に必要な書類を用意しましょう。
確定申告に必要な書類
確定申告に必要な書類は、次のとおりです。
- マイナンバーカード(または通知カード)
※なくても確定申告は可能だが還付金の入金までに時間がかかる - 源泉徴収票(給与所得者のみ)
- 控除証明書(社会保険料控除・医療費控除・生命保険料控除・住宅ローン控除など)
- 経費の領収書(提出不要だが申告期限の翌日から7年間の保存義務あり)
- 年間取引報告書(提出不要だが申告期限の翌日から7年間の保存義務あり)
確定申告に必要な書類が準備できたら、確定申告書の作成に進みましょう。
確定申告書の作成
確定申告書を作成するには、国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセスします。
次のボタンをクリックして、国税庁の確定申告書等作成コーナーを開きましょう。
クリックすると、次のようなページが開きます。
初めて作成する人は、『作成開始』をクリックします。
過去に確定申告書を作成したデータを持っている人は、『保存データを利用して作成』から確定申告書を作成できます。
氏名や住所などが反映された状態から作成できますので、おすすめです。
『作成開始』をクリックすると、税務署への提出方法を選択できます。
「e-tax」を利用すれば、確定申告書データを送信することで、確定申告することができます。
「e-tax」を利用しない場合は、印刷して提出する必要があります。
今回は、印刷して提出する方法を例に解説していきます。
『印刷して提出』をクリックすると、確定申告書等作成コーナーが正常に動作するかどうかの事前確認ができます。
問題がなければ、利用規約を確認後、『利用規約に同意して次へ』をクリックします。
「作成する申告書等の選択」ページが開きますので、確定申告を行う年を選択してクリックします。
確定申告を行う年を選択してクリックすると、作成する申告書を選択できますので、『所得税』をクリックします。
『所得税』をクリックすると、次のようなページが開きますので、『次へ進む』をクリックします。
「申告書の作成をはじめる前に」というページが開きますので、必要事項を選択します。
すべて選択後、『次へ進む』をクリックします。
「収入金額・所得金額の入力」ページが開きますので、雑所得の業務・その他の欄の『入力する』をクリックします。
「雑(その他)所得の入力」ページが開きますので、『入力する』をクリックします。
必要事項を入力していきます。
ThreeTraderの住所は、「3rd Floor, Bayview House, Lini Highway, Port Vila,Republic of Vanuatu」となり、全角28文字以内では記載できません。
「所得の生ずる場所又は法人番号」には、短縮して【Republic of Vanuatu】と入力しましょう。
「報酬などの支払者の氏名・名称」には、【ThreeTrader Global Limited】と入力しましょう。
他の海外FX業者と取引があるなら、取引額や損益額などで、必要経費を按分しましょう。
すべて入力後、『入力内容の確認』をクリックします。
『入力内容の確認』をクリックすると、入力内容が次のように反映されました。
入力内容に間違いがなければ、『次へ進む』をクリックします。
入力内容が反映されたページが開きました。
以上で、ThreeTraderの所得を、総合課税の雑所得として入力できました。
あとは、給与所得がある人は源泉徴収票をもとに、給与所得の欄の『入力する』をクリックして、必要事項を入力してください。
その他の所得がある人も、該当する所得欄から『入力する』をクリックして、必要事項を入力していきましょう。
確定申告をする場合、源泉分離課税されたもの(源泉徴収済の株式の売買益や配当など)を除き、すべての所得を申告する必要があります。
すべて入力後、『入力終了(次へ)』をクリックします。
『入力終了(次へ)』をクリックすると、「所得控除の入力」ページが開きます。
所得控除となるものがあれば、入力していきます。
すべて入力後、『入力終了(次へ)』をクリックします。
「税額控除・その他の項目の入力」ページが開きますので、税額控除となるものや、その他の項目に該当するものがあれば入力していきます。
すべて入力後、『入力終了(次へ)』をクリックします。
すると、「計算結果確認」ページが開きます。
計算結果に問題なければ、『次へ』をクリックします。
「住民税等入力」ページが開きますので、入力が必要な場合は、『住民税・事業税に関する事項』をクリックして、必要事項を入力します。
住民税の額が会社に知られてしまうと、副業していることがわかります。
住民税の額を会社に知られないようにするには、『住民税・事業税に関する事項』の中にある『自分で納付』を選択する必要があります。
『住民税・事業税に関する事項』をクリックすると、「住民税・事業税に関する事項の入力」ページが開きます。
必要事項をすべて入力後、『入力終了(次へ)』をクリックします。
「住民税等入力」ページに戻ってきましたので、『入力終了(次へ)』をクリックします。
「住所・氏名等入力」ページが開きます。
納税額が表示されますので、納付手続一覧から希望する納付方法を確認し、納税を行いましょう。
下にスクロールしていくと、「住所・氏名等の入力」ページが開きますので、必要事項を選択・入力しましょう。
屋号・雅号は、なければ記入不要です。
必要事項をすべて選択・入力後、『次へ進む』をクリックします。
「マイナンバーの入力」ページが開きますので、マイナンバーがわかるのであれば、入力しておきましょう。
マイナンバーの記載がないと、還付までに時間がかかる可能性があります。
マイナンバー入力後、『次へ進む』をクリックすると、「申告書等印刷」ページが開きます。
『帳票表示・印刷』をクリックし、確定申告書を印刷して管轄の税務署に提出後、所得税を納税すれば、確定申告は終了となります。
確定申告書の提出期間
令和5年の確定申告書の提出期間は、令和6年2月16日から令和6年3月15日までになります。
ただし、払いすぎた税金を取り戻す還付申告であれば、令和6年1月から提出可となっています。
確定申告する年の翌年2月16日から3月15日が提出期間になります。
所得税の納付期限
令和5年の確定申告による所得税の納付期限は、令和6年3月15日になります。
振替納税を利用した場合は、振替日が令和6年4月23日になります。
ただし、振替納税を利用するのであれば、令和6年3月15日までに、振替依頼書を管轄の税務署、または利用する金融機関に提出する必要があります。
振替納税以外は、確定申告する年の翌年3月15日が納付期限になります。
納付期限を過ぎると、延滞税がかかるので要注意です!
また、振替納税をする場合は、振替納税が確実にできるよう銀行預金残高には注意しましょう。
住民税申告書の作成(確定申告をしていれば不要)
住民税申告書は、提出先である市役所などのホームページから作成できます。
(町・村役場などでは、取り扱いがない場合があります。)
例えば、京都市では「市民税・府民税(住民税)税額試算及び申告書作成システム」という名前でサービスが提供されています。
次のボタンをクリックすると、「市民税・府民税(住民税)税額試算及び申告書作成システム」が開きます。
確定申告書等作成コーナーのように、収益や費用などを入力するだけで、自動で所得や税額を計算してくれます。
ただし、税額については確定ではなく、参考値となる点には注意してください!
入力したデータは保存できませんが、申告書として印刷することができます。
住民税申告書を手書きで作成するよりも、簡単に作成できるのでおすすめです!
また、住民税の申告で不明な点等があれば、提出先である市役所などに相談してください。
ThreeTrader以外の海外FX3社の確定申告のやり方について
Axiory(アキシオリー)・TitanFX(タイタンFX)・XM/XMTrading(エックスエムトレーディング)『通称:XM(エックスエム)』の確定申告のやり方についてもまとめてみましたので、利用している場合は参考にしてみてください。
Axiory(アキシオリー)の確定申告のやり方について
TitanFX(タイタンFX)の確定申告のやり方について
XM(XMTrading)の確定申告のやり方について
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめます。
- ThreeTraderの取引で発生した利益は、基本的に確定申告が必要!
- 他社の海外FX取引や副業などで発生した利益や損失と損益通算ができる!
- 公的年金等と損益通算できる!
- 経費に計上できるものは、漏れなく計上しよう!
- ThreeTraderと国内FX業者の税金が同じになる所得は、4,320,000円(所得控除後)である!
- 1か所からのみ給料(2,000万円以下)をもらっている人で、雑所得など(給与所得・退職所得以外の所得)が20万円以下の人は、確定申告不要!だが、雑所得などが1円でも発生していれば、住民税の申告は必要!
- 給料をもらってない人(自営業・専業主婦・無職など)で年間所得が48万円以下なら確定申告不要!だが、年間所得43万超なら住民税の申告は必要!
確定申告は義務であり、確定申告をしなければ、重いペナルティが科せられますので注意しましょう!
ThreeTrader公式サイト:https://www.threetrader.com/jp/
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