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Axiory(アキシオリー)のヒストリカルデータをダウンロードしてMT4・MT5にインポートする方法!

2024年3月2日

Axiory(アキシオリー)のヒストリカルデータをダウンロードしてMT4・MT5にインポートする方法!

Axioryのヒストリカルデータをダウンロードして、MT4・MT5にインポートすれば、2015年以降のチャートが確認できます。

裁量で行うトレード手法の検証や、EA(自動売買)のバックテストを行う場合に役立ちます。

今回は、Axioryのヒストリカルデータをダウンロードして、MT4・MT5にインポートする方法を解説していきます。

ちなみに、AxioryのMT4・MT5を起動するには、Axioryへの口座開設が必要になります。

具体的な口座開設方法については、次の記事でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。

また、口座開設の判断材料として、Axioryの評判や口コミが知りたい人は、次の記事を参考にしてみてください。

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Axiory公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

この記事がおすすめな人!
  • AxioryのMT4・MT5の過去チャートを使って裁量で行うトレード手法を検証したい人
  • AxioryでEA(自動売買)のバックテストを行いたい人

Axiory(アキシオリー)のヒストリカルデータをダウンロード

Axioryのヒストリカルデータをダウンロードするために、Axioryの公式サイトを開きます。

Axiory公式サイトはこちら:https://www.axiory.com/jp/

『プラットフォーム』のなかにある『ツール』をクリックします。

Axioryヒストリカルデータ1

「ツール」の画面を下にスクロールしていくと、「MT4/MT5ヒストリカルデータ」の画面が出てきますので、『詳しく見る』をクリックします。

Axioryヒストリカルデータ2

「MT4/MT5のヒストリカルデータ」の画面を下にスクロールしていくと、MT4/MT5のヒストリカルデータがダウンロードできる画面になります。

口座タイプ別・通貨ペア別・年別でダウンロードできます。

Axioryヒストリカルデータ3

2015年以降の過去データを使って検証する場合は、2015年以降のすべてのデータをダウンロードする必要があります。

ダウンロードしたヒストリカルデータ

ダウンロードしたヒストリカルデータは、圧縮されたフォルダに入っています。

フォルダをダブルクリックして開き、ヒストリカルデータをデスクトップ画面に移動させておきましょう。

ヒストリカルデータをMT4・MT5にインポートするときに使います。

今年(2023年)のヒストリカルデータは、月別のデータをすべてデスクトップ画面に移動させます。

Axioryヒストリカルデータ4

終了した年(2022年以前)のヒストリカルデータは、年間データ(「all」がついている)をデスクトップ画面に移動させます。

Axioryヒストリカルデータ5

Axiory(アキシオリー)のヒストリカルデータをインポート

AxioryのヒストリカルデータをMT4・MT5にインポートする手順について、それぞれ解説していきます。

AxioryのMT4の場合

AxioryのヒストリカルデータをMT4にインポートする手順は、次のとおりです。

① MT4を起動してログアウト状態にする
② チャートはすべて閉じる
③ 古いヒストリカルデータを削除する
④ 最大バー数を増やす
⑤ ヒストリカルデータをインポートする
⑥ 1分足のヒストリカルデータを元に上位足を作成する

① MT4を起動してログアウト状態にする

MT4を起動させ、上にあるメニューから『ファイル』をクリックしたあと、『取引口座にログイン』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ1

ログイン画面になりますので、パスワード欄に誤ったパスワードを入力し、『ログイン』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ2

MT4画面右下が、次のように「無効な口座」となっていれば、ログアウト状態です。

Axiory MT4ヒストリカルデータ3

② チャートはすべて閉じる

MT4画面の上にあるメニューから『ファイル』をクリックしたあと、『チャートを閉じる』をクリックします。

『チャートを閉じる』を押した回数だけ、開いているチャートが閉じますので、すべて閉じるようにしてください。

Axiory MT4ヒストリカルデータ4

③ 古いヒストリカルデータを削除する

MT4画面の上にあるメニューから『ファイル』をクリックしたあと、『データフォルダを開く』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ5

次のような画面になりますので、『history』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ6

使用しているサーバーをクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ7

次のような画面になりますので、新しく入れ替える通貨ペアのデータをすべて削除してください。

今回は、USDJPYを例に解説していきます。

Axiory MT4ヒストリカルデータ8

④ 最大バー数を増やす

MT4画面の上にあるメニューから『ツール』をクリックしたあと、『オプション』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ9

「オプション」画面の上にあるメニューから、『チャート』をクリックします。

「ヒストリー内の最大バー数」と「チャートの最大バー数」の欄に『9999999999999999』と入力し、『OK』をクリックすると、最大値である「2147483647」が設定されます。

Axiory MT4ヒストリカルデータ10
2つの最大バー数
  • ヒストリー内の最大バー数⇒パソコンに保存されるローソク足の数
  • チャートの最大バー数⇒MT4のチャート上に表示されるローソク足の数

チャートの最大バー数を最大にしていると、MT4の動きがとても重たくなります。

裁量で行うトレード手法の検証やバックテストを行わないときは、初期値の「65000」に戻しておきましょう。

⑤ ヒストリカルデータをインポートする

MT4画面の上にあるメニューから『ツール』をクリックしたあと、『ヒストリーセンター』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ11

「USDJPY」のなかにある『1分足(M1)』をダブルクリックします。

デー・ベースが0レコードであれば、古いヒストリカルデータの削除は成功しています。
(0レコードでない場合は、古いヒストリカルデータの削除を再度試してみてください。)

『インポート』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ12

次のような画面が出てきますので、『参照』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ13

デスクトップ画面に移動したヒストリカルデータをクリックしたあと、『開く』をクリックします。
(ヒストリカルデータが表示されない場合は、画面右下で「All Files」を選択すれば、ヒストリカルデータが表示されます。)

Axiory MT4ヒストリカルデータ14

次のような画面になりますので、『OK』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ16
ヒストリカルデータを選択したのに何も表示されない場合

ヒストリカルデータを選択したのに、次のようにデータが何も表示されない場合があります。

Axiory MT4ヒストリカルデータ15

この場合、『OK』をクリックしても選択したヒストリカルデータはインポートされないので、『OK』をクリックしたあと、再度同じファイルをインポートしてください。

『OK』をクリックするとインポートが完了しますので、残りのすべてのヒストリカルデータを同じ手順でインポートします。

すべてのヒストリカルデータのインポートが終わったら、『閉じる』をクリックして完了です。

Axiory MT4ヒストリカルデータ17

⑥ 1分足のヒストリカルデータを元に上位足を作成する

1分足のヒストリカルデータを元に、他の上位足のデータを作成していきます。

MT4の画面の上にある『ファイル』をクリックしたあと、『オフラインチャート』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ18

「オフライン・チャートリスト」が開きますので、『USDJPY,M1』をクリックしたあと、『開く』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ19

オフラインチャート(USDJPY,M1)が開きますので、上にあるメニューから『表示』をクリックしたあと、『ナビゲーター』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ20

「ナビゲーター」メニューが開きますので、「スクリプト」のなかにある『PeriodConverter』を、オフラインチャート(USDJPY,M1)にドロップ&ドラッグします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ21

次のような画面が出てきますので、『全般』タブをクリックして、『自動売買を許可する』にチェックを入れます。

Axiory MT4ヒストリカルデータ22

次に、『パラメーターの入力』タブをクリックし、「Period multiplier factor」の値をダブルクリックして、「5」と入力します。
(1分足データから5分足データを作成するという作業になります。)

あとは、『OK』をクリックすれば完了です。

Axiory MT4ヒストリカルデータ23

1分足データから5分足データが作成できたかどうかを確認するために、MT4画面の上にあるメニューから『表示』をクリックし、『ターミナル』をクリックします。

Axiory MT4ヒストリカルデータ24

「ターミナル」メニューが開きますので、『エキスパート』タブをクリックします。

次のような画面の内容が表示されていれば、1分足データから5分足データの作成は成功しています。

Axiory MT4ヒストリカルデータ25

「PeriodConverter」を使えば、他の足のデータも1分足データから作成できます。

「Period multiplier factor」の値に入力する数字
  • 5分足⇒「5」
  • 15分足⇒「15」
  • 30分足⇒「30」
  • 1時間足⇒「60」
  • 4時間足⇒「240」
  • 日足⇒「1440」
  • 週足⇒「10080」
  • 月足⇒「43200」

2回目以降、「PeriodConverter」を使う場合、次のような画面が出てきますので、『はい』をクリックして、作業を進めてください。

Axiory MT4ヒストリカルデータ26

以上で、MT4の1分足のヒストリカルデータから上位足の作成ができました。

最後に、上位足がすべて作成できたかどうかについて、「オフライン・チャートリスト」を開いて確認しましょう。

Axioryヒストリカルデータ27

すべての作業が完了したら、MT4にログインしましょう!

AxioryのMT5の場合

AxioryのヒストリカルデータをMT5にインポートする手順は、次のとおりです。

① チャートの最大バー数を増やす
② ヒストリカルデータをインポートする

① チャートの最大バー数を増やす

MT5画面の上にあるメニューから『ツール』をクリックしたあと、『オプション』をクリックします。

Axiory MT5ヒストリカルデータ1

「オプション」画面の上にあるメニューから、『チャート』をクリックしたあと、「チャートの最大バー数」から『Unlimited』を選択し、『OK』をクリックします。

『OK』をクリックしたら、MT5を再起動しましょう。

Axiory MT5ヒストリカルデータ2
チャートの最大バー数
  • チャートの最大バー数⇒MT5のチャート上に表示されるローソク足の数

チャートの最大バー数を最大にしていると、MT5の動きがとても重たくなります。

裁量で行うトレード手法の検証やバックテストを行わないときは、初期値の「100000」に戻しておきましょう。

② ヒストリカルデータをインポートする

MT5画面の上にあるメニューから『表示』をクリックしたあと、『銘柄』をクリックします。

Axiory MT5ヒストリカルデータ3

「銘柄」画面にあるメニューから『チャートバー』をクリックします。

銘柄名をクリックすると、銘柄が選択できますので、『USDJPY』をダブルクリックします。
(今回は、USDJPYを例に解説していきます。)

USDJPYを選択したあと、『カスタム銘柄を作成する』をクリックします。

Axiory MT5ヒストリカルデータ4

「カスタム銘柄」画面が出てきますので、銘柄名をダブルクリックします。

すると、銘柄名の変更ができますので、わかりやすい銘柄名に変更し、『YES』をクリックします。

Axiory MT5ヒストリカルデータ5

「銘柄」画面に戻りますので、銘柄名をクリックし、『USDJPY historical』をダブルクリックして選択します。

銘柄名を「USDJPY historical」に選択したあと、『バーをインポートする』をクリックします。

Axiory MT5ヒストリカルデータ6

次のような画面になりますので、『選択』をクリックします。

Axiory MT5ヒストリカルデータ7

デスクトップ画面に移動したヒストリカルデータをクリックしたあと、『開く』をクリックします。
(ヒストリカルデータが表示されない場合は、画面右下で「All Files」を選択すれば、ヒストリカルデータが表示されます。)

Axiory MT5ヒストリカルデータ8

次のような画面になりますので、『YES』をクリックします。

Axiory MT5ヒストリカルデータ9

次のような画面になったら、選択したヒストリカルデータのインポートは完了です。

残りのヒストリカルデータをインポートするため、『バーをインポートする』をクリックし、同じ手順ですべてのヒストリカルデータをインポートします。

Axiory MT5ヒストリカルデータ10

すべてのヒストリカルデータのインポートが終わったら、『OK』をクリックすれば完了です。

Axiory MT5ヒストリカルデータ11

「USDJPY historical」のチャートを開いて、ヒストリカルデータが反映されているか確認しましょう。

もしも、ヒストリカルデータがチャートに反映されていない場合は、MT5を再起動すれば、反映させることができます。

Axiory(アキシオリー)のヒストリカルデータの精度

Axioryのヒストリカルデータは、MT4・MT5標準のMetaQuotes社よりも精度が高いと言われています。

無料でEA(自動売買)のバックテストに使えるので、試してみる価値はあります。

本格的にEA(自動売買)に取り組むのであれば、精度を極めて高くした有料サービスのTick Data Suit(TDS)を検討してみてもいいかもしれません。

EA(自動売買)のバックテストではなく、裁量で行うトレード手法が有効かどうかの検証を行うのであれば、Axioryのヒストリカルデータで十分です。

まとめ

最後に、この記事の内容をまとめます。

  • Axioryのヒストリカルデータを使えば、過去チャートを使って、トレード手法(裁量)の検証ができる!
  • Axioryのヒストリカルデータを使えば、EA(自動売買)のバックテストを行う場合に役立つ!
  • Axioryのヒストリカルデータは、MT4・MT5にインポートできる!
  • 本格的にEA(自動売買)に取り組むのであれば、精度を極めて高くした有料サービスのTick Data Suit(TDS)も検討の余地あり!

裁量で行うトレード手法を検証するときや、EA(自動売買)のバックテストを行う場合は、Axioryのヒストリカルデータを活用しましょう!

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