Axiory（アキシオリー）のゼロカットシステムとは？仕組みを解説！
海外FX業者は、追証が発生しないゼロカットシステムを導入しているところが多くあります。
（国内FX業者は、金融商品取引法により損失補填が禁止されているため、ゼロカットシステムを導入できません。）
Axioryにも、ゼロカットシステムがあります。
ゼロカットシステムは、海外FX業者の魅力のひとつです。
今回は、Axioryのゼロカットシステムについて、くわしく解説していきます。
ちなみに、Axioryへの口座開設がまだの人は、次の記事で口座開設方法についてくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
https://moneytool-aru.com/kaigaifx/axiory-how-to-open-an-acc...また、口座開設の判断材料として、Axioryの評判や口コミが知りたい人は、次の記事を参考にしてみてください。
Axiory公式サイト：https://www.axiory.com/jp/
- Axioryのゼロカットシステムについて知りたい人
- Axioryのゼロカットを早めたい人
- Axioryのゼロカットシステムの注意点（発動されない条件など）が知りたい人
追証とは
追証（おいしょう）とは、追加証拠金の略になります。
口座残高がマイナスになった場合、ゼロカットシステムがなければ追証が発生し、マイナス残高を補填しなければなりません。
ですが、ゼロカットシステムがあれば、マイナス残高をゼロにしてくれますので、追加で証拠金を入金する必要はありません。
Axiory（アキシオリー）のゼロカットシステムとは
Axioryでは、ゼロカットシステムのことを「ゼロカット保証」と呼んでいます。
口座残高がマイナスになっても、追証は発生しません。
また、ゼロカットは口座ごとに行われますので、他のプラス残高の口座には影響ありません。
スイスフランショックのようなことが起こったとしても安心ですね。
2015年の1月15日に発生したスイスフランの暴騰によるショックです。
スイス国立銀行がスイスフラン高を抑えるために導入した「1ユーロ＝1.20スイスフランを上限とする政策」を撤廃したことによって引き起こされました。
スイスフランショックにより、多くのトレーダーが追証のため、破産したり借金を抱えることになりました。
スイスフランショックのようなことが起これば、ストップ注文（逆指値注文）を入れていても、価格変動があまりにも急激なため、ストップ価格で注文が成立しないことがあります。
その結果、多額の損失を抱える可能性があります。
ゼロカットシステムを採用しているなら、多額の損失を抱えたとしても追証の心配はありません。
Axioryのゼロカット対象となる口座タイプと銘柄
ゼロカットの対象となるのは、アルファ口座を除く全口座タイプ、現物株式・ETFを除く全銘柄です。
現物株式とETFのみが取引できるアルファ口座のレバレッジは1倍であるため、ゼロカットの対象外となっています。
（レバレッジ1倍では、そもそも残高がマイナスになることはありません。）
さらに、ゼロカットの金額制限や回数制限はありません。
とても使いやすいシステムになっています。
Axiory（アキシオリー）のマージンコール・ロスカット
Axioryのゼロカット発動までには、マージンコールの発生・ロスカットの発動があります。
※上記はナノ口座・テラ口座・スタンダード口座のものであり、マックス口座のマージンコールは証拠金維持率30％以下で発生、ロスカットは証拠金維持率0％で発動します。
マージンコールの発生条件
証拠金維持率が50%（マックス口座は30％）以下になると、マージンコールが発生します。
マージンコールのマージンは「証拠金」、コールは「要求」の意味となります。
追証のことを指すのですが、Axioryのマージンコールは、ロスカット水準に近づいていることを知らせる警戒アラートになります。
マージンコールが発生すると、MT4・MT5では、ターミナルウインドウの損益表示が赤色で表示されます。
cTraderでは、マージンコールのメールが届きます。
ロスカットの発動条件
証拠金維持率が20%（マックス口座は0％）以下になると、ロスカット（強制決済）が発動します。
ロスカットの発動方法は、MT4・MT5とcTraderで違います。
（マックス口座は証拠金維持率が0％以下でロスカットなので、MT4・cTraderに関係なく、すべてのポジションが強制決済となります。）
MT4・MT5の場合は、証拠金維持率が20%を上回るまで、評価損が大きいポジションからポジション単位で強制決済されます。
cTraderの場合は、証拠金維持率が20%以上保たれるよう、最も証拠金が使われているポジションから部分的に強制決済されます。
Axiory（アキシオリー）のゼロカット発動について
Axioryのゼロカットは、マイナス残高になったらすぐに発動するものではありません。
一定時間経過後にゼロカット発動
Axioryでは、一定時間経過後にマイナス残高がゼロカットされます。
24時間（1営業日）経過後も、マイナス残高がリセットされない場合は、サポートデスクに連絡しましょう。
連絡するときには、利用しているプラットフォーム（MT4・MT5・cTrader）のIDを伝える必要があります。
急いでゼロカットをしたい場合
ゼロカットを早くしてほしいときは、サポートデスクに連絡すれば、早く対応してもらえる可能性があります。
ですが、ゼロカットには調査が伴いますので、ある程度の時間はかかるようです。
急いでゼロカットをしたい場合は、サポートデスクに連絡しましょう。
少しでも早くゼロカットしてくれる可能性が高まります。
ゼロカット前に入金した場合
ゼロカット前に入金をした場合、入金分がマイナス残高の補填に使われます。
ですが、サポートデスクに該当口座番号を記載したメールを送ることで、マイナス残高に補填された入金分が口座残高に反映されます。
とはいえ、ゼロカット前の入金はおすすめできません。
ゼロカットを行う前に、担当部署の調査が行われる可能性があり、常識の範囲ではない取引であると判断された場合は、ゼロカットが行われない可能性があります。
無条件で行われるものではない以上、ゼロカット前の入金は控えるべきです。
ゼロカットが発生した場合に備えて、他の海外FX業者でも取引できるようにしておくと安心です。
さらに、システムが止まった時にも対応できるので、おすすめです。
Axiory（アキシオリー）のゼロカットの注意点
Axioryのゼロカットの注意点が2つあります。
ゼロカットを予定した複数口座の両建て
Axioryでは、ゼロカットを予定した複数口座の両建てをしても問題ありません。
米雇用統計発表などの相場が大きく動く場面で、A口座ではUSD/JPYを売り、B口座ではUSD/JPYを買うような両建てのことをいいます。
どちらかに大きく動くことで、片方はゼロカット（ロスカットの場合もある）、もう片方は大きな利益が狙えます。
多くの海外FX業者は、ゼロカットを予定した複数口座の両建てを禁止したり、ゼロカット対象外としています。
ですが、Axioryでは、ゼロカットを予定した複数口座の両建ては、禁止でもゼロカット対象外でもありません。
ちなみに、Axioryの禁止事項については、次の記事でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。
ゼロカットのデメリットや罠
メリットしかないゼロカットに、デメリットや罠などがあるのでしょうか。
デメリットや罠があるとするならば、それはトレードに対する姿勢に油断が生じることです。
小さな油断が日々のトレード成績に大きな悪影響を与えることもありますので、油断には注意が必要です。
トレードで安定的に資金を稼ぎ続けたいなら、ゼロカットになることは避けましょう。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめます。
- Axioryにはゼロカットシステムがあるので、追証の心配はない！
- Axioryのゼロカットはすぐに発動されない！
- Axioryのゼロカットを早めたいときは、サポートデスクに連絡する！
- ゼロカット前の入金は控えるべき！
- Axioryではゼロカット対象外となることは基本的にない！
（Axioryのサービスに弊害をもたらす場合を除く）
大災害や戦争、スイスフランショックなど、世界では突然何が起こるかわかりません。
最悪の事態が起こったとしても、追証が発生しないというのは、Axioryの魅力の1つです。
Axiory公式サイト：https://www.axiory.com/jp/